記録
2025/12/08

よしば文悟と語らべ会 in 北浅井町婦人部 まとめ

2025/12/08に北浅井町の婦人部にお願いし、「よしば文悟と語らべ会」と題した、意見交換会を婦人部役員の皆さんと行いました。
存続が危ぶまれている自治会、そんな中でも『各地域で解散していく婦人部。どうなっていくべき?』をテーマとし、町の現状課題と照らし合わせながら話しを進めるうえで多くの貴重なご意見をいただきました。
そんな会の内容を音声分析し、AIで情報整理したものをまとめ記事として投稿します。

AIによる内容の分析

  1. 婦人部の現状と課題

    • 強制加入になったものの、活動への参加意欲や負担感

      • 以前は加入者が多かったが、現在は共働き世帯の増加により、従来の運営方法では無理が生じているという認識が共有されています。
      • 現状の婦人部(現在は婦人部)について、参加者からは「解散」を望む意見が一部出ています。
    • 役員選出の負担

      • 役員の選出が困難で、「役員決めでくじ引きをする」などの話も出ています。
      • 役員を担う年齢層を30歳から50歳、または25歳からに引き下げる案などが提案されていますが、根本的な解決には至らないのではという意見があります。
      • 活動の負担軽減(特に勧誘や声かけ)が求められています。
    • 名称変更の提案

      • 「婦人」という呼称のイメージが良くないため、「北浅井レディース」のような名称変更が提案されています。
    • 活動への参加促進

      • 活動内容を気軽に参加できるもの(例:バスで食事会に行くなど)に変えることで、参加者を増やす試みも過去に行われていました。
      • 青壮年部では、2000円程度の参加費で実施され、比較的多くの参加者を集めており、手軽さが重要であるとの認識が示されています。
      • 婦人部の活動内容(公民館まつりなど)は、役員にとって負担が大きいことが課題です。
    分析を受けて

    上記の課題は男性が所属する青壮年部も同様のものがあり、「男性だから女性だから」という性別に限らず課題がみられています。
    お話を聞いていると、役員の皆さんはこの立場になったからこそわかったこともあったり、楽しいこともあったと言われていました。
    だからこそ、一度は参加してみて、顔を合わせて活動することでご近所づきあいも生まれたり、交流が深まるかもしれないという、期待も持っているようでした。
    ただ、現在の活動内で不要と思えるような業務もあり、そのような負担となる点を見直しが急務なのかもしれないと感じました。

  2. 地域活動全般の課題

    • ゴミ捨て場の問題

      • アパートの住民など、ルールを守らない人がいるため、ゴミの散乱やカラスによる被害が頻繁に発生しています。
      • ゴミ捨て場の鍵の開閉について、仕事上できないこともあり、若い住民の大きな負担となっています。
      • 解決策として、監視カメラの設置や、アパート建設時にゴミ捨て場を併設させるなどの提案が出されています。
      • ゴミ袋に名前を書いてもらうルールがあっても、問題を起こす人は書かないため、効果が薄いという現状が語られています。
    • 小中学校周辺の課題

      • PTA活動の負担の大きさについても指摘があり、「PTAもいらないのでは」という意見も出ています。
      • 中学校の荒れている生徒に関する情報についても話されています。
      • 小中学校のPTA活動は、未だに紙の書面でのやり取りが多いことが、非効率的であると指摘されています。
    • 除雪等、その他の要望

      • 一部の道路について、除雪業者に話をしたところ、地図が古く道が載っていないなどの理由で対応してもらえていないという問題が挙げられています。
      • 自宅横の用水路にごみが溜まり、コンクリート舗装を希望しているという要望もあります。
      • 自宅前に停めていた自転車が盗まれ、隣の市で見つかることが2度あった。少しずつ治安が悪化していると感じた。
    分析を受けて

    ごみ問題は今後もあり続けるのでしょうが、ゴミ捨て場の鍵開けや管理については、共働き世代には管理しきれない時間帯もあり、どうにもならない点についてはフォローが必要だと感じました。
    婦人部の活動もそうですが、様々なやり方が数十年変わらずに来てしまった、見直さずに放置してきたツケが今になって課題として噴出してしまっていると感じます。

  3. 会議での具体的なアクション

    • 要望の吸い上げと共有

      • 町内会長からの要望もあり、若い世代(婦人部)の意見を吸い上げることが今回の目的とされています。
    • 情報公開の促進

      • 町内会活動の広報ツールとして、既存の町内会ホームページ(苗代校下のポータルサイト内)の活用が提案されています。
      • 婦人部からも活動報告や役員の紹介などを掲載し、活動の透明化を図ることが話し合われています。
    分析を受けて

    活動の中身が見えないというのは、せっかく頑張っているのに評価されない、という悪循環を生みだします。
    ただ、活動報告するのも一つの負担でもあります。
    その負担を減らすため、文章作成にAIを利用するなり、少しでも気軽にできるように仕組みを町内会が提供する必要があると感じました。
    そして、意見を吸い上げるには、昔で言えば目安箱、今ならフォームや公式LINEのチャットから受け付けるような用意が必要なのだと思います。

まとめ

AIによる総括

本会議は、共働き世帯の増加に伴う婦人部の存続危機を背景に開催され、組織の「変革」が不可欠であるとの認識で一致した 。
具体的には、役員年齢の引き下げ、名称変更、自動加入制など、現代の生活様式に即した改革案が提示された 。
また、町内会運営に関しても、ゴミ収集所の管理効率化(鍵廃止・AIカメラ)、LINE活用の強化、住民交流の再開が提案された 。
個別要望を含めた議論内容は吉柴氏より町内会長へ報告され、今後はデジタル活用と自主改革を軸に行動することが決定された 。

第5回目となった意見交換会は地元北浅井町の婦人部の皆さんと意見交換をすることができました。
これまでは主に男性から意見を聞くことが多かったため、女性視点の意見がとても参考になりました。
そして、若い世代の皆さんから町の問題点などを収集するための仕組みが弱く、まだまだ組織の改善、仕組みの強化が必要だと強く感じました。
今回は参加者全員が女性ということもあり、緊張で硬くなってしまいましたが、始まってみると会話も弾み、新鮮な驚きと、学びのあるお話を聞かせていただきました。
会に参加してくださった皆様、場を提供してくださった北浅井町婦人部の皆様に感謝いたします。
ありがとうございました。